エクセルギーハウスは環境建築学(建築環境学)のエクセルギー理論がベースになっています。
昨年から開催しているエクセルギーハウス横浜のオープンハウスにはアルキテクタ黒岩哲彦さんの仲間、 建築環境学の先生やエコ住宅を設計する建築家さんなども来てくれました。
そこで、専門家同士の体験談、失敗談など貴重な話を聞くことができました。
高断熱高気密住宅(高高住宅)、機械換気で設計したエコ住宅でのお話し。
築5年でお住まいの方が喘息が出る、アレルギーが出るようになってしまいました。
いろいろ調査すると、
24時間機械換気システムを止めて、窓からの自然換気をすると喘息が止まるということです。
原因は、24時間機械換気システムのフィルター、ファン、ダクトに付いた汚れが原因だったそうです。
換気装置のフィルターを掃除するときに、汚れに触れたスタッフの皮膚にスゴイ湿疹が出たそうです。
24時間機械換気システムの中にスゴイ数のカビが繁殖して、そのカビが出す胞子が室内の空気を汚染していました。
機械換気システムは、まだ長期の信頼性を確立していないと言うことでした。
換気経路の最終が室内という第3種換気(強制排気)、
吸気口のフィルターが汚れると換気扇の吸引圧力が室内で高くなる。
つまり室内が負圧状態になり、壁内の隙間などから吸気することになります。
壁材の新建材、合板の接着剤など壁内の気化物質を室内に入れてしまいます。
危険なのは、床下の土台にシロアリ処理剤を塗っているケースです。殺虫成分が室内に常時入ってくることになってしまいます。
高高住宅(高断熱高気密住宅)24時間機械換気には、要注意とのこと!
まだまだ実績不足、発展途上。信頼を勝ち取ってはいないと言うことでした。
機械換気の将来は、第2種換気(強制給気)が有望とのことです。
キレイな外気を直接室内に入れてしまうのです。
室内を加圧にします。排気口の性能が落ちたとしても、壁内の隙間を通って出てゆきます。壁内などの有毒建材は換気経路の最終になるわけです。
なるほど、納得できます。
でも機械換気はまだ色々な課題があるようですので、正直、怖いです。
窓を閉め切っていないと機能しない24時間機械換気ですから、
365日窓を閉め切ったエアコン漬け室内環境にも、不安を感じます。
エクセルギーハウスは、間欠局所換気です。
トイレ、キッチンなど、空気が汚れた時だけ強制換気します。
全体は自然換気ですが、まだ私の勉強不足で、もう少し勉強してから書きます。
しかし、なんで室内の空気がいつも綺麗なのか不思議です。
私自身、東海大学の高橋達(いたる)准教授(建築環境学)、アルキテクタ黒岩さんに出会わなければ、多分、高高住宅を建てていたと思うので本当に私たちの住宅という建築環境を救われたと思っています。
高高住宅を建てようと考えている人は、是非、建築環境学を勉強してください。
目から鱗が落ちますよ。
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