都筑区の自然05(紫陽花01)
- 2008/05/30(Fri) -
そろそろ紫陽花(あじさい)の季節です。

紫陽花03
ほとんどこんな感じです。

紫陽花04


紫陽花05
少し早く成長している

紫陽花06
小ぶりに咲いたもの、全体の数%ぐらい。
これからが、本番です。





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木を植える男キット03
- 2008/05/29(Thu) -
木を植える男キットです。

竹筒プランターの
NPO三つの森から送られてきた
山の苗木です。

敷いた水苔が青くなってきました。生き返ったのでしょうか?

竹筒プランター20
ドンドン大きくなります。

竹筒プランター21


竹筒プランター22


竹筒プランター23


竹筒プランター24


竹筒プランター25


竹筒プランター26


竹筒プランター27


竹筒プランター28


竹筒プランター29


NPO 三つの森

木を植える男キット

「山、海、人は1つ。豊かな里山を再生させたい」

事務局 〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町3379 TEL 0735-59-2161
        吉田 敬
連絡先 TEL 0735-59-2020 携帯 090-1679-5986 
                福西 紘次



竹筒プランター:NPO三つの森

http://rokunana.blog65.fc2.com/blog-entry-214.html

春、桜、竹筒プランター
http://rokunana.blog65.fc2.com/blog-entry-249.html

木を植える男キット
http://rokunana.blog65.fc2.com/blog-entry-258.html

木を植える男キット2
http://rokunana.blog65.fc2.com/blog-entry-267.html





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都筑区の自然04
- 2008/05/28(Wed) -
自然10


自然11


自然12


自然13


紫陽花01
これ、紫陽花(あじさい)です。色付く前です。楽しみです。

紫陽花02




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室内インテリア:観葉直物01
- 2008/05/26(Mon) -
家内が観葉植物を飾ってくれました。

観葉植物01


観葉植物02
これ、エアプランツという観葉植物です。

エアプランツとは?
エアプランツとは、米国南部から南米にかけて広く分布しているパイナップル科チランジア属の植物の総称で、アナナスなどの仲間であります。

通常の植物は、土から養分・水分を吸い上げて成長をしますが、このエアプランツは、土に植えなくても株表面から空気中の水分を吸収して成長します。その為、エアプランツ(Air Plants = 空気植物・空中植物)と呼ばれています。

空気中の水分を吸収して成長する為、土は全く不要です。肥料も不要。机の上に転がしておくだけでも生きていける不思議で健気な植物です。

土が不要という事は、色々な飾り方が出来ると思います。針金で吊るしたり、木や板に張り付けたり、色々な器に飾りつけたり、自由にアレンジして楽しむ事が出来ます。
http://airplants.yukishigure.com/


観葉植物03


観葉植物04


観葉植物05


観葉植物06


観葉植物07


観葉植物08


観葉植物09

観葉植物いいですね。
私みたいに苦手な人は、エアプランツがおすすめです。


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都筑区の自然03(スイレンの花)
- 2008/05/25(Sun) -
せせらぎ公園の池に咲く睡蓮(スイレン)の花です。
ピンクと白です。
今が見ごろです。

せせらぎ公園は仲町台駅から徒歩で3〜5分ぐらい
池のほとりに古民家もあります。

スイレン01


スイレン02


スイレン03


スイレン04


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防草シート03(ウッドデッキ下)
- 2008/05/24(Sat) -
防草シートDIYのパート3です。
北側のウッドデッキの下も雑草が生えてきましたので、防草シートを施工しました。

防草シート16
ウッドデッキ下の雑草

防草シート18
防草シートをカットします。

防草シート17
防草シートを敷きました。
簡単に止めただけなので、上手く機能するかどうか?

夏以降、効果の報告をします。


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自転車通勤02(GIANT)
- 2008/05/23(Fri) -
自転車メーカーのGIANTは国産メーカーではありませんでした。
台湾メーカーだそうです。


知らない人は全く知らないが、今や世界最大の自転車メーカーとなった台湾の巨人GIANT

そのほとんどの売り上げを他社メーカーへのOEM品で稼いでいるだけあって、大量生産によるコストパフォーマンスは圧倒的。そのラインナップを見ても、同じ価格帯でライバルはいないし、他社と同じ値段であれば明らかにグレードの高いパーツが付いている。
強いて比較したいモデルを探すとすれば、デザイン面でRaleigh Broadmarsh、価格面でLouis Garneau TR-1あたりだろう。

スポーツバイクの街乗りブームで大人気となったクロスバイクだが、GiantはエントリーグレードのCrossシリーズと上位グレードのEscape Rシリーズの二段構え。

特に、Escape Rの標準モデルEscape R3はデザインとコストパフォーマンスを兼ね備えたGiantの人気クロスバイクで、4万円台前半という実勢価格を考えると驚異的なバランスの高さを誇る。
何よりも信じられない10kg台という重量。スポーツカーの世界と同じように、自転車の世界でも軽さは絶対の正義である。
カラーはアースカラー中心になんと7色から選択可能。ルイガノを強く意識しながらも、オリジナリティの強い配色になっている。

意外な街乗りの盲点としての段差対策も万全。シートポストサスペンションが付いているので段差を乗り越えるときの衝撃がかなり緩和されている。コンポーネ ントはシマノ製ではなくSram製だが、コレにこだわる人は上位グレードを買うだろうから、それによってこのモデルの魅力が減るわけではないと思う。泥よ け等の便利装備を付けて、さらに街乗りに特化したEscape R3 SEもラインナップされているので、比較してみては?

http://www.kanshin.com/keyword/1143397


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自転車通勤01(車離れ)
- 2008/05/23(Fri) -
自転車の話題
私が乗っている自転車です。

自転車02
GIANT CROSS 3400 2007年モデル

国産(→訂正:台湾)メーカー  GIANT の クロスバイク CROSS 3400 2005年モデル です。
価格は3.5万ぐらいで、保険とか装備品を足して4.5万ぐらい払ったと思います。
ドイツから帰国したのが1993年で、1995年に1万円弱のママチャリを購入。
2005年まで10年間乗っていました。
街中であれば、この自転車で不満はなかったのです。
が、港北ニュータウンに2000年に越してきて、2003年に工場がイケアの近くに移転。
緑道を通って自転車で通勤することを思いつき、2004年から実行。
緑道が舗装されていないところもあったので、すこし良い自転車に買い換えることにしました。

それが2005年です。
自転車超素人ですから、どんな自転車を選んだらよいのか分かりませんでした。
そこで、インターネット検索を使って、自分の希望に合った自転車を見つけました。
方法は、掲示板やブログなどで情報を発信している個人(消費者)の意見を参考にしました。
自転車に詳しい人のアドバイスや、体験談を幾つか見つけて・・・

私の希望は普通の良い自転車で、多少悪路に強いサスペンション付きで、泥除けつき、変速レバーは簡単なグリップタイプ。

比較的、あっさりとGIANT の クロスバイク CROSS 3400にたどり着きました。

そこから、
CROSS 3400のコストパフォーマンスを対抗する自転車と比較します。
そうすると、ギア、変速レバーなどの重要パーツがシマノ製でグレードが同じ価格帯ではワンランク上であることが判明しました。

次は、自転車屋さんへ行って、実車を確認して即決購入。

実際に乗ってみて、乗り心地の良さに感動しました。
ママチャリでの10年間、知らないとは恐ろしいと、ちょっと後悔しました。

早速、ブリジストンの高級ママチャリに乗っていた家内の自転車もクロスバイクに買い換えました。

家内も、「全然違う」と大感動でした。


自転車01
私の自転車 GIANT の クロスバイク CROSS 3400 2005年モデル


自転車03
家内が乗っていた高級ママチャリ ブリヂストンのラクロス やはり4〜5万円します。高級ママチャリはおすすめしません。

自転車04
家内の自転車は
 JAMIS  CITIZEN  LADY'S 2005年モデル(現在生産中止)

ガソリン価格が上がって、車離れが加速しているようです。
工場で付き合いがある鉄屑処分屋さんが言っていました。
「自動車の塗装工場の解体に行って来た。自動車関連もあちこち厳しいよ」

我が家も、クロスバイクで車離れが加速しました。

自動車から自転車へ  健康にも環境にも良いです。

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身近にあった水力発電
- 2008/05/22(Thu) -
港北ニュータウンにも何と水力発電がありました。
水道局の浄水場からの水道管に発電機を付けて発電しているそうです。
電力は緑道の街灯に使われています。
この緑道「ゆうばえのみち」は私が自転車通勤で通っているみちです。
知らずにお世話になっていました。

水力発電01


水力発電02



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センター南駅前の結婚式場の夜景
- 2008/05/21(Wed) -
センター南駅前の結婚式場の夜景です。
結婚式のためだけの教会って、日本独特で不思議なところです。
イメージ・印象を高めるために、夜間ライトアップしているのでしょうね。
綺麗で見る人を楽しませてくれます。
でも見せる側は、電気代とか大変でしょうね。

結婚式場01


結婚式場02
感度を少しアップ

結婚式場03
感度をもう少しアップ



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水はただではないという文化(村上雅博)
- 2008/05/20(Tue) -
安全な水を手に入れるために

水はただではないという文化  



村上雅博 むらかみまさひろ
高知工科大学教授


1948年生。秋田大学大学院鉱山学研究科修了。日本工営(株)海外事業部コンサルティング・エンジニア、国連大学コンサルタント、世界銀行コンサルタントを経て現職。主な著書に『水の世紀』(日本経済評論社、2003)他。



島の宿命 シンガポール


世界中を見回して、水に困る地域、つまり「一人当たり得られる水量が少ない所」とは、どんな場所だと思いますか?

すぐに思いつくのは、沙漠ですね。しかしもう一つ、飲める水がなかなか手に入らない場所があります。それはどこでしょう。

その答えは「小さな島」です。

面積が狭いですから、降った雨が地下に浸透する前にすぐに海に流れ出てしまう。しかも地下水には、海水が混じります。おまけに地形的に山が少ないので、ダムもつくれません。そういう意味で、小さな島は水に苦労しています。

ただし、例外もあります。ハワイや屋久島には高い山があり、海からの水蒸気が山をかけ上がり雨滴になって山に落ちます。地面は火山岩ですから透水性がよく、雨は地下にすぐしみこんでしまうので、川と呼べるような流れはありませんが、地下水が豊かなのです。

シンガポールは、日本の1.5倍も降水量があるのに、水が無くて困っている。つまり、「島の大変さ」の典型なんですね。

人 口約400万人のシンガポールでは、一人当たりが得られる水資源の量(水資源賦存量)が、世界で下から数えて4番目です(2000年度)。最下位が、ジブ チで14立方メートル/年/人。次がヨルダン207立方メートル、イエメン287立方メートルと続きます。そしてシンガポールが346立方メートルで4番 目です。

シンガポールには高い山はないし、地下水も期待できないため、水は隣接するマレーシアのジョホール州に頼っています。私は20年ほど前に、マレーシアの全国水資源マスタープラン策定の仕事をしていました。3年間の滞在後に、この「島の大変さ」を大いに実感しました。

2002年にマレーシアが、シンガポールへの水の値段を100倍に上げることを要求したことも、この「島の大変さ」の一つの表れです。倍にする程度ならわかるけれど、さすがに100倍には驚きました。

両国間の水供給協定は1961年に結ばれ、50年後の2011年に協定が失効します。それを前にした値上げ要求でした。値段が100倍に上がっても、他にオプションが無いのですから、シンガポールとしては受けざるを得ません。

 

水の安全保障という経済関係


マレーシアの降水量は年間約2400mm。これは世界の降水量平均である970mmの倍以上で、豊かな水資源を国の発展にどう活かすかを政府は考え ており、シンガポールへの水供給はその手段の一つです。マレーシアは石油産出国でもありますが、水資源も大きな財産です。水は資源としてのプライオリティ も高いのです。

一方、シンガポールとしては100倍の値上げを通告されたときに意を決したんでしょうね。マレーシアから水を買う以外のオプションに取り組み始めたのです。つまり、100倍の値上げをのんだのと同時に、国内で開始したのが海水淡水化事業です。

一般に、水資源の絶対量が枯渇する国の水資源計画は、非伝統的な(non-conventional)な水資源に頼るしかありません。伝統的水資源とは、表流水と地下水を指します。つまり、ダムか河川か井戸で得られる淡水です。

非 伝統的な水資源と定義しているのは、それ以外の淡水のことで、まずは海水淡水化や汽水淡水化が考えられます。汽水は海水に比べるとコストは半分で済みます からね。次は、下水の再利用です。下水を処理して再利用できる程度にします。逆浸透膜を使えば、これを飲む飲まないという感性は別として、技術的には飲料 も可能です。

シンガポールは、海水淡水化事業に取り組むともに、下水再利用水も製造しました。これが「ニューウォーター」です。

海 水淡水化、下水再利用ともに、技術とお金がないと実現不可能な事業ですから、シンガポールだから可能だったということができます。水の製造コストを見る と、海水淡水化と下水再利用水は1立方メートル当たり約50セントかかりますが、一方、水道が100倍の値段になっても水道水は40セントでしかありませ ん。どちらも値上がり後の水道よりもコストがかかるのです。それでも安全保障の観点から、国としては水を確保しておきたいという判断なのです。



淡水を運ぶビジネス


シンガポールがこうした苦境を逃れる道を、他に持っているかといえば、まぁ、これは夢のような話ですが、想像上のお話なら無いこともないと思います。

シ ンガポールはマラッカ海峡の要衝にあり、日本にやって来るタンカーは必ずここを通ります。それならば日本に来たタンカーが、石油を降ろした後で淡水を積ん で、シンガポールや中東に運んでくるというビジネスがあってもいいのかもしれません。輸送代はタダだから、おそらくペイはするでしょう。

ところがここで問題があります。日本の水利権は、すべて国に属しています。日本の川の水はすべて公水ですから、他国に持ち出して商売することは、簡単にはいきません。水の商いには、水の財産権を規定する法律の解釈もも重要なのです。

今の話は想像上のお話ですが、地中海に浮かぶキプロス島では淡水の運搬事業が実際に行なわれています。島の対岸のトルコは、石灰岩質の地盤で降水量 も比較的に多く、地下水や湧水が豊富です。その水を大きなプラスチックバッグに詰めて、キプロス島へ船で曳航(えいこう)しています。距離にすると 100kmぐらいですが、パイプラインで結んでもタンカーのような船に積み込んでも高くつくから、プラスチックの袋に入れてひっぱっていきます。

こ れは、安いワインに使われるプラスチックバッグを大きくしたようなものです。しかし始めてみてわかったことは、エーゲ海は雨が少なくて晴天が多い。太陽光 線が長時間当たるため、紫外線の影響でプラスチックの表面がすぐに劣化してしまうのだそうです。今は耐紫外線対策を施したプラスチックバッグを使っていま す。

プラスチックバッグの水は1立方メートル約30〜40セント、浄水しなければ20セントで済み、パイプラインを引くことと比べると三分の一以下のコストしかかかりません。

しかし、こうした水も沙漠に持っていくと、最終販売価格が1立方メートル1ドル程度になるわけですから、事業としてはペイするわけです。


 
地中海の最深部に浮かぶキプロスは、北はトルコ、東はシリア、レバノン、イスラエルに囲まれた昔からの要所。周辺は上図参照。
島の北半分は、1983年に「キプロス・トルコ共和国」として独立を宣言しているが、承認しているのはトルコのみ。
アルファベット表記ではCyprosとなり、英語ではサイプロスと読む。
キプロスの面積は9,251平方kmで、四国の約6割の広さ。トルコから水を運ぶ航路は、瀬戸内海を挟んだ、本州から四国までよりは少し距離があるようだ。
「今がわかる時代がわかる世界地図2006年版」成美堂出版を参考に作図



トルコの水商売



1980年代後半、トルコはジェイハン川とセイハン川の水が余っているというので、その水をパイプラインで引いてアラブ諸国に提供しようとしました。 水1立方メートルで1〜2ドルになりますから、とても高いものにつきます。それでもトルコとしては、昔日のオスマントルコの領土に水を配り、政治的な支配 を拡げるための戦略的な交渉手段として、水を使おうとしました。言うことを聞かなければ、「水を止めるぞ」と脅すことができます。まるでシンガポールに対 するマレーシアのようにね。

そんなことは、トルコから打診を受けたアラブ諸国も承知していました。水が不足している土地では、誰かか ら一度でも水を買ってしまうと、その国に頼ることになってしまいます。水の値段も、初めはおそらく安いでしょう。しかし、だんだん値段が吊上げられること は目に見えています。

そして政治的に関係が悪化すれば、水を止められてしまう可能性もあります。「水は喉から手が出るほど欲しいし、供給は技術的・経済的にも実現可能だけれど、政治的にみて、水の安全保障という観点からはお断りします」という結果になりました。

こうしてトルコからアラブ諸国への水供給プロジェクトは凍結してしまいました。このプロジェクトにトルコがつけた名前が「ピース(平和)・パイプライン」というから、皮肉な話です。

私 のような技術屋は、技術がよければ世界は動くと思っています。ビジネスマンなら、経済的な実現可能性や環境への配慮がうまくいけば大丈夫だと思うはずで す。しかし、この2つをクリアしても、政治的な理由で動かないことがたくさんあるということを、このピース・パイプラインの問題は表しています。



ト ルコはジェイハン川とセイハン川の水をパイプラインで引いて、アラブ諸国に提供しようとした。その名もピース・パイプライン(黒破線)。南北に続く西部パ イプラインは、トルコからシリア、ヨルダンを経由してサウジアラビアのメッカへ伸びる。東西に伸びる東部パイプラインは、ヨルダンの西部パイプラインから 分岐され、クェート、バハレーン、カタール、アラブ首長国連邦を経て、オマーンのマスカットまで。総延長6,550km、1日の供給水量600万立法メー トルの遠大な計画だ。赤い破線で囲われた色の濃い部分は、旧オスマントルコ帝国の最大勢力範囲。


トルコ外務省は、こうした経験も踏まえ「中東でこれから紛争が起こるとしたら水が原因で起きる」と国際的な発言をしています。そして「トルコは紛争 を未然に防ぎます」といい、紛争を未然に防ぐ戦略的手段として、水を利用しようと考えています。つまり、水は政治的にみてもパワーの源なんです。

ピース・パイプラインといっても、トルコには自国の公水を他の国に持ち出すという発想がありません。水を提供しようとしたアラブ諸国は、トルコにとってはかつてのオスマントルコ領内であって、外国ではなく同胞という意識なのです。

そ れはキプロス島の水運搬でも同様です。キプロス島はギリシャ系とトルコ系と、南北に分かれていますが、トルコから水が運ばれているのは、トルコ系側だけで す。ギリシャ系が支配している地域は、海水淡水化事業を選択しています。ですから、キプロス島のギリシャ系における水のコストは、トルコ系の倍ぐらい高く なっています。



写真はピース・パイプラインではなく、ヨルダンの水道パイプライン
写真提供:村上雅博



水に困っている途上国に活路はあるか



シンガポールは、先進国の中で水に困っている唯一の国、と言ってもいいでしょう。お金があるから、選択肢を増やすことができます。しかし、お金のな い国はどうしたらよいのでしょうか。厳しい現実ですが、オプションはないですね。安くて安全な水が得られない、ということです。

降雨 量が多い地域では天水に頼れますが、天水にも問題があります。それは、自然現象なだけに、安定して降るとは限らないからです。モンスーン地帯では 2000mm近くも雨が降り、世界平均の倍以上の降雨量があっても、雨期と乾期があって乾期には水が足りなくなります。しかも、今後は地球温暖化の影響で 降り方が一層不安定になると考えられています。

またアジアの多くの地域では、居住地の近くに水たまりや川があります。ただし、水道を 整備するおカネがない。すると住民はどういう心理になるかというと、水汲みの辛さも手伝って、家の近くにある安全でない水を飲んでしまいます。乾期になっ て川に水が流れてこなくなると、今度は水たまりの水を飲みます。見た目はきれいな水たまりなんですよ。でも、そこにはマラリアもいれば、害虫もいる。マラ リアは濁った水には棲みませんからね。

こうした国では、ダムもないし、貯水池も井戸もありません。だから水は「ただ」です。でも、安全ではない。そして、それを飲むことでしか生きていく道がないという現状が、一方にはあるわけです。

今、 地球上の12億人が安全な水を飲めないと言われています。その内の9割以上は途上国で、貧しい国の人ほど安全な水が飲めません。サブサハラアフリカ(エチ オピアなどアフリカ大陸中央以南の地域)やアジアの貧困国は、世界の降水量の2〜3倍も雨が降るのに、安全な水、つまり、病気にならない水の普及率は極め て低いのです。中東のように高い水を買う財力があれば、雨が降らなくても地下水がなくても安全な水が供給できます。つまり、安全な水を手に入れるというこ とは、降水量とは関係がない場合が多いということです。これを「水貧困問題」と呼んでいます。


民族紛争が悪化させる水事情


また、紛争地帯では安全な水が手に入らない、という問題もあります。紛争地帯の給水率を調べると、紛争後に約十分の一に落ちています。なぜなら戦争 状態になると、敵はインフラを破壊、橋を壊し、発電所、そして浄水場を占拠するからです。浄水場はたとえ施設を破壊しなくても、占拠さえすれば人心をコン トロールできます。毒を入れられるかもしれない、という示威だけで、占領地域の住民はみんな水道の水を飲まなくなります。そしてそれが、安全でない水に手 を出すことにつながるのです。現在、こうした部族紛争、民族紛争地帯が、サブサハラアフリカに固まっていて、新たな貧困を生み出しています。

あ るとき紛争地域を地図上にプロットしていったら、見事に水に困っているところと一致したのです。それらの国は主にイスラム教国で、そうでない場合はほぼ例 外なくユダヤ教、キリスト教など一神教の国です。よく考えてみればわかることですが、一神教というのは、水が不足した半乾燥地帯で、生きることに厳しい場 所で育まれた宗教なのですから、そうした場所に紛争が起きるということはごく自然のことかもしれません。

また、地球規模で温暖化が進 んでいる、と問題になっていますが、実は強乾燥地と呼ばれる年間降雨量が100mm以下の地域では、これ以上雨が減ることはありません。影響を受けるの は、250mmから500mm程度の半乾燥地と呼ばれる地域です。これは温暖化の影響で海水温度が上昇し、海から離れた所に降る雨の量が減るからです。世 界の平均は900mmで、1800mm降る日本のような地域では、降水量が逆に増えると予測されています。

地球全体としては1割増と試算されていますから、半乾燥地で雨が減り、地域偏差が一層拡大するということになります。




メンテナンスが障害になる持続可能な援助



途上国の中には、年間降水量が多く、水が豊富にあるために、かえって安全な水が手に入らないという矛盾を抱えた地域もあるということに注意が必要です。

そ ういう地域では、やはり水道が必要となりますから、日本などが援助して井戸や水道を整備することがあります。良かれと思って援助したのに、水道をつくって もらえなかった水の足りない所に住む人々は「何であそこだけで、ここは整備されないのだ。日本は冷たい」と反感を持つこともあり得ます。さらに水道を整備 するための援助をしても、その後の維持管理、浄水コストは自国持ちです。水道の水はただではなく、コストがかかった水なのです。

私が関わっている国の一つに、セネガルがあります。セネガルは主にイスラム系の人々が住む国で、砂漠地帯にあります。30年程前から、日本政府の支援でボーリング機械を持ち込み井戸を掘りました。降水量が500mm程度あって、安全な地下水を得ることは可能です。

ヨルダンの井戸完成後の揚水試験  写真提供:村上雅博
 

地 下水も手で掘れる程度の浅井戸だと、水質が悪く、しかも乾期には涸れてしまいます。そこで機械堀で100〜200m掘ることになりました。これなら涸れな いし、寄生虫などが混じる心配もまずありえない。コスト的にも安くすむし、もっとも安全な水が手に入る方法なんですね。

日本政府もメンテナンスまで含んだ維持管理が現地で行なえるようにと考えて、日本から機械と技術者を送り込み、現地の人を5〜10年かけて指導しました。現地の人々自身が井戸を掘れるようにと、プロジェクトが終わったときには機械を全部置いてきました。

そもそも水汲み労働は、女性と子供の仕事です。ですから、井戸ができれば水が確保されるだけでなく、1日平均6時間の重労働が無くなる女性と子供が恩恵を受けることになります。

こうした理由からも井戸掘りに対する住民のニーズは高かったので、技術を身につけた地元の人々は、自分たちで公団をつくり次に商売を始めて、どんどん井戸を掘り始めました。もう日本が井戸を掘ってあげる必要がなくなったのです。

ここまでなら、セネガルに最低限の技術は行き渡り、おまけに現地の人々は自立して、ビジネスにまで発展していて、こんないい話はないわけです。

しかし、物事はそううまくは運ばなかったのです。井戸を掘ってから10年〜20年経過した後、何千本も掘った井戸の半分以上がまともに稼働していませんでした。なぜなら、揚水ポンプが故障しても、それを直すことが彼らにはできなかったからなんです。

井戸を掘ってから5年〜10年もたてば、ヒューズも飛ぶでしょう。故障の原因がヒューズが飛んだことだ、ということも現地の人にはわからないのです。

掘っ た井戸の維持管理は、援助される側の国が自分で行なうとされていますが、実際にはまともにはできません。「井戸を掘る」という当初の援助目的は果たされた けれど、揚水ポンプのヒューズが飛んだり部品がないだけで、使えなくなって放置されている井戸がたくさんあるのです。

ビジネスで井戸掘りを始めた現地の会社も、メンテナンスをしようとは思いません。ヒューズ1つ替えるのに、たった数十円しかかかりません。メンテナンスをしても、利益にならないからです。

仮にポンプの部品をヨーロッパや日本から取り寄せたとしても、待っているうちに半年かかってしまいます。その間に、主婦や子供は、片道1時間、往復2時間を3往復するもとの水汲みの生活に戻ってしまいます。

こ の段階に至って初めて、自分たちで人材養成しないとどうしようもないと気がつくわけです。そこに至るのに10年かかりました。そして、日本政府が人材育成 こそ海外援助に一番必要なことだ、と気づいて動き始めたのはそれからまた10年かかりました。セネガルには、2000年から新しいスタイルの援助が始めら れています。


誰のための水?


「ただの水を、コストをかけて安全にする」
という矛盾をはらんだ問題を、このセネガルの話は端的に表しています。

井 戸を掘って出てくる地下水は、ただなのです。ただし、住民が使うためにはポンプで揚水しなくてはなりません。電力も必要になります。安全な水を得るために は、維持管理費が必要になるのです。維持管理費を政府補填したら、いつまでたっても政府に頼り切りになる。利用する自分たちが負担して、自立しなくてはい けないのです。

モザンビーク、手動の井戸 写真提供:村上雅博
 

そこで得られた時間で、主婦は子供のケアや内職をしたり、畑をつくったりすることができるようになって、村落社会が豊かになります。

社会を豊かにするためには、安全な水を手に入れるための維持管理費を、日頃から水道料金として住民が自ら組織的に徴収しないといけないのです。ここで初めて「水はただではない」という意識が生まれるわけです。

「ただの文化」を、「ただではない文化」に置き換えていく。これは、実は水道技術の話ではなく、文化の話なんです。

そのような点から考えると、井戸を掘った10年後、故障したときに、このことに気がついてくれるかがポイントなんですね。

「ま た、水汲みの重労働をしなくてはならない。あれをもう一度やるぐらいなら、水道料金を集めましょう」と、ポンプが故障したときに女性が声を挙げればしめた ものです。「もし維持管理しないで、料金もとらなかったら、結局もと水汲み労働=貧困に戻ってしまう。少なくても、自分の子供には同じ思いはさせたくな い」と、思ってくれればいい。そういう人が何人か出てくれば、水管理組合のようなコミュニティもつくれるようになっていきます。

「誰のための水なんだ?」ということを考えると、水というのはまさにMS(ミズ)、つまりは女性のため。安全な水商売は女性のための商売でもあるのです。


http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/mizu_23/no23_b01.html



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江戸の水売り(山本一力)
- 2008/05/19(Mon) -
命の根幹を商う心意気

 江戸の水売り   




山本一力 やまもといちりき
作家


1948年(昭和23)、高知県生まれ。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。会社員を経て1997年(平成9)に「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受 賞。2002年(平成14)に『あかね空』で第126回直木賞を受賞。著書は『道三堀のさくら』(角川書店、2005)、『背負い富士』(文藝春秋社、 2006)、『かんじき飛脚』(新潮社、2005)『損料屋喜八郎始末控え』(文藝春秋社、2000)、他。



人の生業としての職業に惹かれる


誰でも、何らかの仕事をしなくては生きていかれない。仕事に向かう姿がその人物の人となりを浮かび上がらせるのは、日々の糧を得るため生業だからだろう。

無名の市井の人であれ、架空につくり上げた想像上の人であれ、私が登場人物の職業にこだわり、小説の根っこに職業を据えるのは、こういう理由からだ。仕事に精を出す姿を通して浮かんできた等身大の人物像を描き出すのが、私の性に合っているのである。

『道 三堀のさくら』も、そんな物語の一つ。この物語では人間の持っている矜恃を書きたいと思った。人の命の根幹ともいえる「水」を商う水売りに焦点を当てて、 その矜恃を浮かび上がらせる。現代の日本人がなくしてしまった何かを、あの時代の人たちは持っていたんじゃないか、その何かは江戸という大都市が支えてた んじゃないか、という私なりの疑問を探る思いもあった。


町の衛生管理も担った水売りの気概


水道橋にある東京都水道歴史館に行ったとき、模型の水道が大川(隅田川)の手前で途切れているのに気づいた。その先の住人は、どうやって水を手に入 れているんだろう、深川あたりは低地帯だから井戸を掘っても塩水だろうし、という話を編集者としながら見ていたのだが、この編集者がフットワークの軽い人 で資料をあたってくれ、「どうも、大変な水ビジネスがあったらしい」と意気込んでやってきた。そこで、がぜん興味が涌いてきた。調べてみると、分厚い歴史 書でも、水売りについて書いてある箇所は3、4ページほどのボリュームしかない。私がこれほど興味を引かれたことでも、歴史家にとってはその程度の扱いな んだな、ということがわかってきた。

資料がないと困るけれど、逆に自由に想像を膨らませることができる。こういうところが物書きの醍 醐味である。それで水売り自体の資料ではなく、周辺のことを調べていったのである。当時の江戸っ子の生き方を調べて、主人公の人柄が浮かび上がってくるよ うな、深みのある設定にしたかった。

江戸時代には玉川上水や神田上水が引かれて、町に水道ができる。「水銀(みずぎん)」と呼ばれる水道料金もあった。一ヶ月の水銀は一六文から二十文程度、とものの本には書いてあり、意外と安いものであった。

しかし、これは水道が使える人が払う水銀で、水売りが運んでくる水を買う人たちは、もっと高い水銀を払っていたようである。

文 献によって違うけれど、1荷(天秤棒の前後に下げる荷物を数える単位。桶は12個で1荷。樽は2個で1荷になるようにつくられていた)あたり、四十〜六十 文から八十〜百文ぐらいだったようだ。水売りたちは水船という「ちょき船」(屋根が無く、舳先の尖った細い小型船)に毛が生えたぐらいの船に、粗末な水槽 をつくり、そこに水を溜めていた。道三堀の堀口にかかる銭瓶橋(ぜにかめばし)のたもとには、神田上水の余水を吐き出す「吐き樋(はきとい)」が両岸に あって、それを水槽に汲んだのだ。一石橋(いっこくばし)のたもとからは、玉川上水の余水も出ていた。そうして汲み溜めた水を半荷入りの桶に入れ、天秤棒 の前後に担いで運んでいくのである。

1荷が46kgというから、結構きつい肉体労働だ。それを雨の日も雪の日も、夏の暑い盛りにも一 日も休まずに配達するのだ。銭を稼ぐという目的だけだったら、「1日ぐらい休んでも、暮らしには困らないから雨の日は休もう」と思ってしまっても仕方がな いな、と思う。しかし、そんな行き当たりばったりな人間が水売りをしていたら、水を待ち望んでいる深川の人たちは生きていかれないだろう。

銭のためだけでないとすると、水売りが商いを休まないというモチベーションは何にあったのか。

き つい仕事が続けていかれる、自分の都合で勝手に休まない、こうしたやる気を水売りたちに与えていたのは、「人の役に立つ」ということだ。それが江戸っ子の 心意気、男を売っていく矜恃の根っこにある大切な理由づけだったんだと。職種は違っても、この心意気は火消しにも通じるものだ。江戸の人たちは、厳しい毎 日を生き抜いていくために、自分中心ではなく、このように人や社会との結びつきを大切にして生きていたはずだと思った。

例えば、水売 りは単に水を売るだけではなく、水にかかわる町の健康管理全般を担っていた。水桶の蓋が開いていたら、虫が入ってボウフラがわいたり、ネズミの糞尿が混 じったりする恐れがある。衛生的にも、非常に危険なことである。だから水桶の蓋が開いていたり中の水が濁っていたら、その水を捨てて新しく運んできた水を 入れる、こうした水売りの描写を入れたのは、「この町は自分が守っている」という気概を示すためだ。これは水を扱う商いだからこそ持つことができる矜恃で ある。なぜなら、水は命を支える根幹なのだから。

重たい水桶を運ぶわけだから、そんなに広い範囲は回れないし、1日に運ぶ回数も限ら れてくる。だから古い水を捨てたからといって、その分売り上げが伸びるわけじゃあないのだ。そうすることで、かえって余分に運ばなくてはならなくなって身 体が一層きつくなるかもしれない。それでも自分の職業に対する誇りがそうさせてしまうのだろう。

 


個々の個が立つ江戸の町


じゃあ、このよう な矜恃を育んだ江戸とは、どんな町だったのか。私は、「係累を持たない人が生きていかれる文化があった町」が江戸だった、と言い表せると思う。それは諸国 から多くの人を受け入れ、来たばかりの人でも生きていかれる、相互扶助の精神が生きていたことの証しである。

朝に百文貸して夕方に一文の せて返させる「百一文」という高利貸しの話があるが、あれはたとえ高利でも貸してくれる人がいるということの裏返しなんだ。日当で食べていかれる仕事があ るから、朝借りた金に利子をつけて夕方返すことができる。つまり、江戸は都市として機能していたってことだ。

そんな中で、水売りの元締め は責任と株などの資本を持って、ご公儀に見守られながら仕事をしていた。命にかかわる水を商う仕事だから、個人資本やボテ振り(天秤棒を担いで売り歩く物 売り)とは違って大きな責任が求められていたのは当然だろう。元締めは組を管理しながら、秩序を守って商っていたに違いない。

相手の器量 を読む、というが、私は実際は相手の器量ではなく、自分自身を読むことだ、と思っている。誰かがしくじったときにそいつのせいにしないで、「自分の眼鏡違 いだった」と思える男気を持った奴がどれぐらいいるかねえ。こんなことをストンと腑に落とすには、よっぽど成熟した文化の中で生きていないと無理だろう ね。

こうしたことは史実に書き残されたり学術的に実証されたりしているわけじゃない。でも、あの社会の中で生きていくためにどうするかを 考えれば、おのずと知れてくるんじゃないだろうか。江戸はお互いが寄り添って生きていながら、個々の個が立っている成熟した社会だったはずだ、と私は思 う。人がちゃんと暮らしていくためには、自己完結しながら、他者を受け入れていくという、二律背反と思えるようなことが成り立つ社会があったはずなんだ。

薄 い壁に隔てられただけの長屋暮らしで、隣の夫婦の大げんかが聞こえない訳がないじゃないか。それでも翌朝井戸端で、「夕べはごめんなさいね」と隣のおカミ さんに気まずそうに謝られたら、「夕べは早く寝たから、ちっとも気づかなかった。なんかあったの?」とシラを切る。こんな芸当は、思いやりに満ちた「わき まえ」がなかったら、とてもできるもんじゃない。貧しいからこそ生まれてきた、一種の生活の知恵だろう。水売りに限らず、商売人は明け六つから暮れ六つま で、どんなに雨が降ろうが雪が降ろうが少々のことでは店を閉めないという「商いの志」を持っていた。大店だって金にものを言わせない「たしなみ」があった のだ。江戸という時代の町人文化は、こういう当たり前のことによって支えあってきたに違いない。その素晴らしい文化を現代人は受け継いでいるんだろうか、 と憤ることの多い昨今である。


大店と武家に育まれた社会規範とは


文 学賞にしたって、バブルのころは企業メセナブームに乗じて、たくさんつくられたものだ。しかし、今どれだけのものが残っているんだろうか。やるからには続 けていく、そして続けていかれるやり方を考えるのが、始めた側の義務だろう。商売の心得は応分の儲けを得ることだから、儲からないことをやってはいけな い。しかし、あくまでも応分。そして、儲かった分を何らかの形で社会還元していくという志が、本来のメセナの意味だと思う。

江戸時代の大 店は、丁稚を預かる代わりに食事をさせ、着るものを与え、しつけから読み書き、算盤まで仕込むのが当たり前。仕事が終わってから勉強すれば明かりに使う油 代もかかるけど、それが大店の責任、人材育成と思って、決してケチることはなかったはず。バブル崩壊とともに胡散霧消してしまった多くの文学賞との大きな 違いが、ここにある。

江戸が成熟した社会規範を持つに至ったのは、武家と大店と町人という異なる三者のバランスのお陰ではないか。武家は 無産階級で、決まった禄高をもらって暮らすので物価に左右されることがない。そのために町人文化が華やかになると逆に貧しくなって苦労するのだが、人の上 に立つという誇りは失わない。「二本差しとして、卑しいことはやって生きてはいけない」という規範をしっかり持っていたからだ。だから、町人はお武家様を 尊敬することができた。

大店はしっかりと商いをして、応分の儲けを得る。しかし、儲けを独り占めすることは世間様に恥ずかしいことという 感覚は失わなかった。もちろん、商売人としての勘で、利益の独占は長い目で見たらいいことはないと、経験則からわかっていたからだろう。今がよければい い、という刹那的な考えは商いには向かないのだ。そしてその儲けの中で人材をちゃんと育てた。こういったことは学問で得た知識ではないけれど、町人の倫理 観に大きな影響を与えていたはずだ。

町人の手間賃は物価に左右されるし、目先の儲けに惑わされることも多かったと思うけれど、武家と大店がしっかりすることで全体の社会規範は守られたから、町人が安心して暮らす基盤になったんじゃないだろうか。


毎日が平安であることへの感謝


価値観が多様化した、とよく言われるけれど、私は江戸時代のほうが今よりよっぽど豊かな価値観が息づいていたんじゃないかと思う。誰もが共感できる筋が一本きちんと通っていたから、安心して多様な価値観を持つことができたのだ。

責 任を持って丁稚を育てる大店のように、家族は責任を持って子供を育てるのが当たり前。そこには大人であることを自覚した大人がいた。そんな社会で育った子 供には、自然摂理に対しても敬いの心が備わってくる。「感謝して生きる」ということだって、そうした価値観の中で育まれていくんじゃないだろうか。

水 売りが運ぶ水を、町人が安心して買えるのはなぜか? それは買う側の人間が、水売りを信頼することができるからだろう。信頼に応えてくれる人がいて、信じ ることができる自分がある。その双方がそろって、初めて日々を平安に送れるのだ。それは決して当たり前のことではない。水売りはそれがわかっていたからこ そ、どんなときも欠かすことなく水を運んでいったに違いない。信頼してくれる、自分を待っていてくれる人たちを裏切ることなんて、真っ当に生きている人間 にはできないからだ。

金があっても、モノがあっても、買えないものがある。便利になるほど、豊かになるほど、そんな状況は増えているん じゃないか。実際、命を支える大切な食べ物を偽装する事件だって、近年になって頻繁に起こっている。誇りを持って維持していくのは大変だけれど、いったん 裏切ってしまったら、信頼関係はあっと言う間に壊れてしまう。

もちろん、江戸の大店の心意気を今も受け継ぐ企業だって健在だ。私はそういう企業のことを知ると、とても興味が涌いてきて、つい書きたくなってしまう。つまり、私の小説というのは、小説の形態を借りた私なりの主張ということかもしれない。

今の日本で失われてしまった、商い本来の姿を浮き彫りにしたい。私が江戸の水売りを通して描きたかったのは、江戸時代の庶民が持っていた、ごく当たり前の心意気。そして、それを象徴的に表すのが水売りの姿だったのである。

固有の名前を持つことは、人間として誇りを持って生きること。無名だけれど、そこには確かに主人公の龍太郎のような人間が生きていて、誰でもない、自分の内なる信頼に応えていたんじゃないか。そのことを、今我々は思い起こして生きていきたいものだ。

山本一力さん
文責編集部


道三堀から深川へ、飲み水を届ける「水売りたち」。暮らしに欠かせない水を商うため、己の仕事に誇りを持って働いているその姿を縦糸に、水売りの一人、龍太郎と許嫁のおあきの恋心を横糸に織りなした物語(『道三堀のさくら』角川書店、2005)。


http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/mizu_23/no23_a01.html






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都筑区の自然02(竹の子の成長)
- 2008/05/18(Sun) -
都筑区の自然のパート2です。
前回4/20の竹の子が1ヶ月で急成長しました。
竹の成長スピードにビックリします。


自然08
前回4月20日撮影の竹の子

自然09

前回4月20日撮影の竹の子。
まだ芽を出したばかりでした。


竹の子08
今回5月18日、一ヵ月で大人の竹と同じ高さまで成長しています。
太さも最初から大人の太さです。

竹の子07
すごい成長力ですね。

竹の子06
SF映画みたい。

竹の子05


竹の子04


竹の子03


竹の子02


竹の子01
竹の子の勢いって、凄いです。



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オーニングのワイヤー
- 2008/05/16(Fri) -
2階バルコニーのオーニング(日除け、雨よけテント)の開閉ワイヤーをDIY改造しました。

ワイヤー01
改造前のアルミ管レバー。

ワイヤー02
このアルミ管のレバーを木玉に変えます。

ワイヤー06
改造後。この木玉は16個で100円です。
木玉の下のワイヤー止めはネジに穴を開けて自作しました。

ワイヤー05
改造前はレバーが床に落ちていましたが、ゴムバンドを使ってレバーが落ちないようにしました。

ワイヤー04


ワイヤー03
将来的には、黒のゴムバンドを目立たないような材料に変更できないかなと思っています。






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防草シート02
- 2008/05/15(Thu) -
防草シートのDIYの続きです。
雑草が生えてきた西側の狭いスペースにも防草シートを敷きました。

1m弱の雑草が生えていましたが、写真を撮るのを忘れて作業を進めてしまいました。


防草シート08
雑草をキレイに取った後、防草シートを敷いて行きます。

防草シート09


防草シート10


防草シート11


防草シート12


防草シート13


防草シート14


防草シート15

こちらは人目に付かないので、砂利は敷きません。
どのくらい効果が出るか、夏以降、秋ごろまた報告します。


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温湿度計付電波時計
- 2008/05/14(Wed) -
家内のお友達から、温湿度計付のLED照明電波時計をプレゼントしていただきました。

ありがとうございます。


時計01
寝室で使っています。

時計02
電波時計ですから、時間が正確。
LEDの青い光で、夜間も時間がすぐに分かって、助かっています。


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ギャザホーム in パシフィコ横浜
- 2008/05/09(Fri) -
  オール電化体験フェア’08

ギャザホームさん、5月10日(土)・11日(日)に行われる
来て見てSwitch! オール電化体験フェア’08 inパシフィコ横浜

今年も出展します。



詳細は、TEPCOホームページまたは「Gather home ブログ」にてご確認ください。



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エクセルギーハウス体験コーナーもあるそうです。



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ゴミステーション(ゴミ置き場)プレイバック01
- 2008/05/09(Fri) -
1年前の2007年のゴールデンウィーク中にゴミステーションの製作をしました。

プレイバック01:ゴミ置き場のコンクリートブロック塗装編です。

なつかしいです。

ゴミステーション18


ゴミステーション19


ゴミステーション20


ゴミステーション21


ゴミステーション22


ゴミステーション23


ゴミステーション24


ゴミステーション25


ゴミステーション26


ゴミステーション27


ゴミ置き場カラス対策

ゴミステーション ビフォーアフター

ゴミ置き場の掃除当番ボード

ゴミステーション(ゴミ置き場)改修


ゴミステーション(ゴミ置き場)改修2

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こどもの日
- 2008/05/06(Tue) -
こどもの日のイベントです。
場所は鴨居駅前の鶴見川の川原です。
自転車で通勤する途中、ここを通ります。

こどもの日01
手作り鯉のぼり

こどもの日02


こどもの日03


こどもの日04




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ハーフユニットバス03
- 2008/05/06(Tue) -
ハーフユニットバスの完成写真をまだ載せていませんでした。
忘れていました。


ハーフユニットバス14


ハーフユニットバス15


ハーフユニットバス16


ハーフユニットバス17
手前の混合栓は雨水シャワーです。まだ使ってません。今年の夏は使います。


お風呂はハーフユニットバスで大正解でした。
ハーフユニットバスで、「なんちゃって木のお風呂」
青森ヒバの香りが気持ち良いです。
お掃除も楽々で、カビなしです。

コストパフォーマンスが抜群に高いです。
大満足のお風呂です。


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